【自分への質問～読者からの声～】
今日は、【自分への質問】をいつも読んで下さっているSさんから感想を頂いたので、こちらでご紹介致します。
一度ネガティブループに入ると中々抜け出せないSさん。
いつもコラム、読ませて頂いています。
私は理学療法士の資格を持ち、病院でリハビリの仕事をしているSといいます。
定期的にアップされるコラムを読み始めてから、
仕事や人間関係での変化が出てきており 自分でも驚いています。
その変化をお伝えしたく、このように突然ですがメッセージを送らせて頂きました。
私は、ずっと自分に自信がありませんでした。
ちょっとのことでウジウジ悩み、考えなくてもいい事に頭を悩ませ、
一度ネガティブループに入ると中々脱けだせない…そんな日々を送っていました。
・自分がやること、為すことに相手からどう思われているんだろう？
・なにか、間違ったことをしているんじゃないか？
そんなことばかり、気になっていたんです。
友達にその悩みを相談しても、一時的にはスッキリとするんですが、
根本的な解決にはなっていないので、またウジウジ悩む・・・
そのくり返しが７年ほども続いていました。
このような状況の中、先日たまたまFacebookであがっていた『自分への質問』の記事を見つけ、
私の悩みと重なる部分が多く、
「これ、私の事を言っているんじゃないか」と思うほど(^^;)
それからこのコラムを読み始め、
私は日頃、無意識で自分にどんな質問をしているのだろう？
と考え始めました。
例えば、
仕事でミスをしてしまった、
患者さんを怒らせてしまった、
そんな時は決まって、
◆周りからどう見られているんだろう？
◆上司は私のことをどう思うんだろう？
◆なんで他の同期のように上手くできないんだろう？
◆なんで私はこんなにダメなんだろう？
と自分に対してこんな質問をしては、
◆またミスをして、仕事ができないやつと思われ ている。
◆絶対に嫌われている。
◆同期の中で、一番頭が悪いからだ。
◆人と上手く関われないから。知識がないから。
このような答えが頭をぐるぐる回り、
落ち込みモードに入り、
ネガティブループを創り出していたことに気が付きました。
しかも無意識で！
仕事だけじゃなく、これって人間関係でも同じだと思いました。
友達に対してつい、感情的に話しをしてしまった時なんかは・・・
◆あんな事を言ってしまって、なんて思われただろう？
◆なんで、あんな事を言ってしまったんだろう？
という質問をすると
◆今頃気分を悪くして怒っている。私は嫌われてしまった。
◆私は何も考えずに発言してしまう、人を思いやれない人間だ。
このような答えが返ってきて、
落ち込み→後悔→自分を責める。
コラムにも書かれていたように、
無意識の質問から自分で勝手にネガティブな状態を創っていたことにビックリし、
私のネガティブちゃんはこのように創られていたんだ という事がわかり、少し笑いが出てきました。
今起こっている自分の状況が分かり、次は実際に『自分への質問』を考えてみましたが、
どのような『自分への質問』を創ったら良いのか分からず苦戦しました。
そこで、過去のコラムに書かれていた自分への質問を参考にしながら、私はこんな『自分への質問』を創ってみました。
◆（嫌な）この出来事にどんな肯定的なメッセージがあるのか？
◆今、私が出来る最大限のことは何か？
すると、不思議なもので、
仕事中でも今までは 『嫌な感情』に囚われて、冷静に考えられなかったことがありましたが、
最近はこれまで気にしていたことが気になっていない自分がいます。
冷静に自分を客観的に見ることが出来ているような感覚というか・・・。
『自分への質問』があることで、
自分の中に解決策を持っているという安心感があり、変に落ち込んだり考え込んだりすることが少なくなりました。
自分の心の持ちようが変わったのを実感しています。
（中略）
この変化は、とても嬉しいものでした！
これからも『自分への質問』を参考にさせて頂きます。
長文失礼致しました。
P.S
自分に合う『自分への質問』を作るのが難しいので、何か良い方法があれば教えて欲しいです。
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Sさま
いつも自分への質問をお読み下さり、誠にありがとうございます。
自分の今の状況を分析されているその視点は私たちも勉強になります。
またその分析を踏まえながら、【自分への質問】を意識し実践され、その変化を感じて頂いているのは私たちもとても嬉しいです。
最後に書いて下さった【自分への質問】の作り方が難しいという貴重なご意見、大変有難く、心より感謝申し上げます。
皆さんが簡単に作れる方法を検討し、今後の改善として努めて参ります。
大変嬉しい感想と貴重なご意見、ありがとうございました。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ※無意識に自分がどんな質問をしているのかに気づくワークはこちらから ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【過去の自分への質問】