【自分への質問~人間関係編~】
人間関係が上手くいく一番のポイントとは?
日常の習慣を少し変えるだけで、望むものが手に入り易くなる、簡単だけど、効果的な方法
それが「自分への質問」 。
あなたが日々、無意識でしている自分の質問に気づき、
あなたの望む人生を送るための、必要で、ふさわしい質問 に変えていくことを目的として、
実際に効果的だった事例を基に【自分への質問】をご紹介したいと思います。
人間関係で悩んでいた50代男性Sさん
「何で私は人間関係が上手くいかなんだろう」
「なぜなら、私はコミュニケーションが苦手だから」
毎日毎日、無意識にこの質問をしては人間関係を築くことに苦手意識を感じていたSさん。
社会人になって、仕事上でもプライベートにおいても、
自分では相手と必要な事は会話して、理解して貰っているつもりでいました。
でも、実際は相手に大切な事が伝わっておらず、
様々な誤解やミスコミュニケーションから、度重なる失敗を繰り返して来ました。
その結果、家庭や財産、自信も失っていました。
「このままじゃいけない!」
そう思い、お金を投資し、コミュニケーションや人間関係を良くする本を読み漁り、
いろんなセミナーにも行きました。
しかし、私がいくら勉強しても、学んでも現実は変わらないまま。
50も過ぎ、もうこのまま現状は変わらないのかもしれないと半ば諦めていました。
今だから分かりますが、
あの時の自分がいくら頑張っても現実が良くならなかったのは、
問題を引き起こしている本当の原因を知らなかったからです。
”私はコミュニケーションが苦手な人間”だと思っていましたが、本当の原因はそれではありませんでした。
私が気づくべきだった本当の原因は
コミュニケーションが苦手な自分ではなく、
素直な感情や内面の弱さを表現できず、苦しんできた自分自身に気づいてあげることでした。
少し難しい表現かもしれませんが、
私は一生懸命に相手に言いたいこと伝えているつもりでも、
自分の素直な気持ちや感情を出してはいけないとブレーキをかけていたことに私は全く気づいていなかったのです。
だから自分では伝えたいことを相手に伝えていたつもりでも、相手には私の伝えたい事は全く伝わっていなかったという現状が起こっていたのです。
私が素直な感情や内面の弱さを表現できなくなった原因は、
幼少期の体験でした。
父親はとても厳しく、私が弱音を吐いたり日課をサボったりすると、怒声が飛んで来て、布団叩きで叩かれて、太ももはいつもミミズ腫れ。
それだけで怖くてビクビクする日常。
その後、父親に長時間正座させられ説教。
言い訳をすると更に怒られて、
何時間も正座になるか、布団叩きが出てくるので、
私は全くと言っていい程、自分の気持ちや想いを表現できなくなっていきました。
何で素直な気持ちも言えないのか・・・?
それは、
何を言っても言い訳にしかならない、自分の事を理解して貰えない。言うと怒られる。
幼少期の体験から、そう思い込んでいるため、私は自分の素直な気持ち、感情を出すことを辞めてしまっていました。
その一方で、親の期待に答えたい。
努力して頑張っている姿を認めて欲しい。
そんな気持ちを抱いたまま、大人になっていったので、
弱音や弱みをみせれない自分が出来上がったのだと思います。
そんな私が変われたきっかけは仲間の存在 でした。
最初は、自分の過去の話や悩み、マイナスな感情を語っても相手には意味がない。
相手を不快な想いにさせてしまだけで申し訳ないと思っていました。
しかし、仲間たちとの本気の関わりの中で、
自分の感情がマイナス面でも、弱い自分でも
自分の想いを包み隠さず話していかないと理解も信頼もされないし、
話さないことが逆に相手に迷惑かけるだけなんだと気付いていきました。
初めはそんな自分を仲間に出すことに抵抗もあったし、怖さもありましたが、
勇気を出し言ってみて初めて、理解され、受け入れられ信頼されることが分かりました 。
その体験により、安心して自分をさらけ出してもいいんだと許可がおりたようなそんな感覚でした。
人から理解し信頼されるためには、
まずは自分から心を開く、さらけ出す
人間関係をより良くする一番のポイントだと私は思っています。
もう我慢しなくて良い、言いたいこと、思った事を素直に言ってもいい。
そのように自分に言ってあげながら、
何十年もずっと重い蓋をし続けてきた自分の感情に深く向き合うことをこれからもやっていきたいと思っています。
仕事での変化としては、これまで苦手意識を持ち、ほとんど話をしなかった上司に、
私が企画した勉強会の許可をしてもらうよう、何度も何度も話し合いをしコミュニケーションをとり、
先月、その勉強会を実施することができ、会社の後輩とも交流が図れました。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ※無意識に自分がどんな質問をしているのかに気づくワークはこちらから ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【過去の自分への質問】
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