~信頼関係の築き方 ポイントその①~
皆さま、こんにちは。
ダイヤモンドトレーナー 松本美香です。
いつもお読みいただき、ありがとうございます。
現状に満足していない 約8割の方に共通するのが、「人間関係での悩み」。
恋愛が上手くいく人、仕事で契約が頂ける人、いつも内面が豊かな人・・・
これからの人に共通するものは
“人との信頼関係を築くのが上手い人”
だと思います。
では、信頼関係を築くために重要な要素とは・・・?
で詳しく説明していますので、宜しければこちらもご覧ください。
それでは、
今日から、
信頼関係を築いていくための4つのポイントをお伝えしていきます。
~信頼関係の築き方 ポイントその①~
〇相手を知りたい・理解したいという想いや姿勢
私が以前、作業療法士(リハビリの仕事)として働き始めた1年目のとき、
担当していた患者さまに「言葉が出にくい・話の理解が難しい」Aさんがおられました。
ジェスチャーや紙に書いて意思疎通を図ろうとするも、難しく、Aさんに激怒される日々。
治療も思うように進まず、悩み悩み、落ちこむ毎日を過ごしていました。
「先輩がAさんにリハビリを行っている時は意思疎通ができるのに。
私と何が違うのだろう。」
先輩の接し方をよくよく観察し、自分との違いを必死に見つけようとしました。
ある日の治療中、
「あ・・・!(◎_◎;)これかも!?」
必死で探していた答えがようやく見つかった瞬間でした。
そして、分かったことは
私はAさんに治療を進める事しか見えておらず、
Aの気持ちを理解しようとしていませんでした。
Aさんの気持ちも知ろうとせず、
私がしたい事をただ押し付けていたんだということに気が付きました。
その違いに気づいてから、
まずはAさんの気持ちを知ろうという事から始めていきました。
すると、私を見ただけで、怒り、完全無視だったAさんが、
まず、体を触らせてくれて、1時間の治療が可能になりました。
そして、次第に笑顔を見せてくれるようになり、
退院時には文字を書くことが難しいにも関わらず、
必死で書いて下さった「ありがとう」と書かれた手紙を頂きました。
私にとって本当に大切な事を学ばせて頂いた体験でした。
その経験から思うのは、
まずは「相手の事を知りたい・理解したい」その姿勢が相手に伝わり 、
心を開いてくれるのではないかと言うことです。
そういった思いがあると、
自然と自分の表情や雰囲気(エネルギー)が相手に伝わり、安心感を与えます。
コーチ養成講座でも、
「どんな質問をしているんですか?」
「その質問力はどうやったら身につきますか?」
と参加者の方からよく質問を受けますが、
「相手を知りたい・理解したい」という「思い」があれば、勝手に質問がでてきます。
と話します。
まずは、「相手を知りたい・理解したい」という想いや姿勢が信頼関係を築くためにはとても大切なポイントです。
ぜひ、その想いをもって、あなたの周りにいる上司・家族・友達・・・
に接してみてはいかがでしょうか?
次回は、
~信頼関係を築く ポイントその②~
をお伝えしていきます。
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