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  • yoshimura03

ついつい繰り返している、人材採用における社長Tの悲劇とは?


ついつい繰り返している、人材採用における間違った採用とは?

こんにちは!

採用コーディネーターの吉村です。

皆様の中には、以下の思い込み はありませんか?

☑︎「求職者が多い」ということは、

「優秀な人材が採用できる」に間違いない。

☑︎ 能力が高い人が、自社にとって優秀な人材だ。

これら、すべて間違いです!!

このまま、間違った思い込みや、ズレたポイントで採用をしても、採用した後が大変になり、

チャンスどころか、企業側が氷河期状態になりかねません。

それでは、

採用が上手くいっている企業に共通してみられる“あるポイント” とは何か。

このポイントをお伝えしていく前に、

私が過去に担当してきた企業様の事例 から、まずお話ししていきます。

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【CASE1:販売業6年目のT社長】

今まで、求人広告を掲載しても、なかなか採用ができなかった、T社長。

やっと、経験がある方(以下、Yさん)が採用できて、T社長は一安心されました。

T社長が、Yさんを採用しようと決めた理由は、

“同じ業界での経験が5年あるから、即戦力で活躍してくれる” という理由 です。

ところが、入社して7ヵ月目でYさんから”辞めたい”との報告を受けます。

なぜ、このようなことになったのでしょうか。

Yさんは同じ業界での経験が5年あるからこそ、

しっかりと自分の仕事の「スタイル」や「考え方」や「こだわり」を持たれていました。

以前勤めてこられた会社の仕事のスタンスや、やってきた経験、考え方がなかなかぬけません。

そんなYさんと、現スタッフで打ち合わせをしても、意見が合わずに対立することがしばしば…

こんなことが続き、会社の雰囲気になかなか馴染めず、職場の雰囲気は悪くなる一方。

幹部スタッフも、Yさんの育成にエネルギーをかけますが、

とうとう・・・

Yさんは、採用し1年がたつ前に、退職希望を出したのです。

“就職氷河期になると、人が採用しやすくなる”ことで、即戦力の方を採用して安心と希望を感じていたT社長。

安心した気持ちから一転。

T社長は、どん底に落ちるようなお気持ちになっておられました。

このように、

“新しい人が1年未満で退職した”ということは、全く珍しいことではありません。

実は、よく耳にする、「あるある」だったりします。

その後のT社長は、

会社のためにも、スタッフのためにも、次に働いてくれる人を、早く採用しよう!

と、急いで求人広告を掲載。

「前回採用した方は、たまたま、うちの会社に合わなかっただけ」

このように思い、

T社長は、前回同様、

“同じ業界での経験があり、即戦力で活躍してくれる方”を募集します。

幸いにも、求人広告を掲載すると、たくさんの応募者からの応募があります。

T社長は、

履歴書を見て、“同じ業界での経験がある方”を探しては、面接をし、

“この人だったら、大丈夫だろう”と、内定を出します。

実際に、入社後 はどうでしょうか・・・。

「自分自身の考え方と、会社の方向性が合わないのが分かったので退職したいです」

と、T社長は、またしても1年をたたないうちに退職希望を出されてしまうのです。

皆様、お気づきでしょうか。

そうです。

T社長は、完全に、前回と同じループに入ってしまっているのです。

「今回採用した方が退職されたのも、たまたま、うちの会社に合わなかっただけ」

と、自分に言い聞かせるT社長。

T社長は、知らず知らずのうちに

“大きな落とし穴” に落ちてしまっているのです。

つまり!

企業が、たくさんの応募者の中から、

人材を選べるようになっても、

「企業にとって優秀な人材が採用できる」というわけではありません。

そこには、“大きな落とし穴がある”ということです。

次回は、いよいよ・・・!

「採用」において、必ず押さえておいてほしい成功“ポイント” をお話していきます。

「企業にとって優秀な人材とはどんな人材なのか?」

さらに詳しくお話していきます。

本日も、最後まで読んでくださり、ありがとうございました。


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